皆様、こんにちは。
甲斐です。
ようやく重アウターもいらないくらい暖かくなってきましたね。
これからは軽めなアウターやスウェット類、ニットなどの出番が高まりますね。
入荷も春物もかなり揃ってきておりますが
半袖Tシャツ類の入荷も増えてきました。
早速今週も入荷ブランドがございますので
まずは新作入荷ブランドをチェックしていただけますと嬉しいです。
■新作入荷ブランド
・JH+
・山内
こうやって見てみますとがっつりと商品が入荷してきていているのが改めてわかりました。
まだまだこれから入荷してくる商品も多いですが是非一度目を通して
今後のお買い物の参考になればと思います。
また今現在、新作商品の他にご予約商品などの掲載もしております。
有難いことに最近ではご予約の時点で完売もチラホラとございます。
その中でも今、お問合せやご注文が増えてきたと感じるのが【山内】
先日展示会にも参加させて頂きましたが、相変わらず迫力のあるラインナップでした。
素材や縫製など、見惚れる商品が多く
『コレ欲しい』と思ったモノをお先に紹介させていただければと思います。
(入荷はまだまだ先ですが…)
■山内
-品番|yc41-242-lin
-商品名|塩縮加工リネンシャンブレー
-色|gray
-サイズ|2.3.4.5
-金額|51,700円(税込)
山内の大定番のシャツ。
個人的にもシャツにハマったきっかけの1着ですね。
過去には当店別注色を製作するほど好きなシャツですが今年もセレクトさせて頂きました。
ただ今季のモデルはリネン100%で今までの雰囲気と全く異なる雰囲気に仕上がっています。
【商品説明】
山内として1年通して提案をしている数少ない定番シャツの一つです。
全てのパーツに滑りの良いコットンキュプラを裏打ちする二重仕立てで
生地の風合いを感じて頂くために、ステッチは全て裏側になるよう仕立てています。
和紙のように乾いた表情とランダムなシワの入った生地感が、どこか和を感じさせる山内らしいアイテムです。
スタイリングの幅が広く羽織としても重宝するためサイズ選びや襟の形状選びなど
洋服本来の着用する楽しみも感じていただければと思います。
【表地説明】
塩縮加工リネンシャンブレー (近江産地)
タテヨコ共にトップ糸を使用した珍しいリネンシャンブレーに強塩縮加工を施しました。
山内定番の塩縮加工コットンリネンとは異なる、強烈なシワが特徴的です。
塩縮をする事で生地に陰影が生まれ、トップ糸の奥行きがなお強調され迫力のあるテキスタイルに変化しています。
【加工説明】
塩縮加工 (山梨県)
苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)を使用し、独特なシワ感や凹凸を生地に与える加工方法です。
とても手間のかかる加工のため、大量加工には向かず、すべて手作業で行います。
また、使用する薬剤が危険を伴うため、高濃度で加工できる工場さんはとても希少です。
■山内
-品番|24236
-商品名|縮絨アルパカニットカーディガン
-色|charcoal navy.brown
-サイズ|2.3.4
-金額|69,300円(税込)
可愛くならず落ち着いた大人の雰囲気のアルパカカーディガン。
特にcharcoal navyの色合いが綺麗です。
縮絨アルパカニット・衿つきプルオーバーとのレイヤードもお勧めです。
【商品説明】
※24253と同素材のため、レイヤードスタイル可能。
インコードロックの仕様を使い始めてから、布帛屋としてのニットアイテムの幅が広がりました。
通常2本針で仕立てるであろうアイテムを、千鳥ミシンのみで縫製する事により
柔らかいニット製品特有のダレ感が軽減され、布帛とニットのちょうど中間のような独特な面構えとなります。
シームが無く一枚の布を羽織ったかのような着用感は、他にはなく唯一の感覚です。
・インコードロックシリーズ
洋服をミシンで縫うためには縫い代が必ず必要となり、それぞれの箇所に
合った縫い代始末を考えることも洋服製作においてはとても重要なことです。
その縫い代の始末の仕方や出来栄えで洋服の見え方は変化するほど、縫製者の腕の見せ所ともいえます。
洋服は多数のパーツの組み合わせであり、パーツを合わせる箇所全てに縫い代始末が存在します。
多種多様な始末が存在しますが、時と場合により、その縫い代始末が分厚くなったり
硬くなったり、着用感に違和感を覚えることもあるかと思います。
ストレスのない着用感を実現するには、洋服の各シームを無くすという発想になることはごく然なことで
近年では、縫うのではなく、接着する、 ニットアイテムのように続きで網立てる方法など色々進化しています。
しかし、このインコードロック仕様は、今まで存在したミシンを使い
全く新しい縫い方によってシームレスを実現した方法です。 各パーツの端に細いコードを当て
振り幅の小さい千鳥ミシンでコードと身頃を縫い合わせていく始末の方法です。
最初に聞いただけでは全く理解できないのですが、その特許技術を持つ工場に出向き
実際に目の当たりにした時には、本当に感動し言葉を失いました。
今までにあったミシンで全く違う縫い方を考え、しかもそれが単に面白い始末の方法ではなく
理にかなった落とし所になり、 しかもその見栄えがとても美しいデザインにもなっているインコードロック。
技術革新による新たな機械によるものではなく、縫製方法をしっかりと踏まえた方のアイデアによる全く新しい縫い方。
今あるものの中で、いかに新しい提案ができるかを模索している山内のコンセプトにもとても近しいものを感じ
今後もこの縫製方法を使用したアイテムを提案していきたいと思っています。
【表地説明】
縮絨アルパカニット (和歌山産地)
カシミヤニットと同じく和歌山の森下メリヤスさんのテキスタイル。
1887年創業深喜毛織さんの厳選されたベビーアルパカの糸を使用し
カシミヤニットと同じくアルパカの縮絨ニットを製作しました。
アルパカの繊維は太いので繊維自体が折れやすく、そのため縮絨するとシワになりやすいという難点があります。
そこで縮絨の仕方、時間を職人技で見極めることにより、試行錯誤の結果スペシャルなニットが完成しました。
アルパカの風合いは残しつつも、手触りはしっとりと滑らかで、絶妙な縮絨加減がとても気に入っています。
厚過ぎず、薄過ぎず、絶妙なバランスのニットは、秋口の羽織から、冬のインナー素材としても最適です。
■山内
-品番|24235-ca
-商品名|縮絨カシミヤニットジャケット
-色|charcoal gray
-サイズ|2.3.4
-金額|203,500円(税込)
2024年秋冬の山内の中で最も感動した1着。
和歌山で創業した丸編みニット生地メーカーである
森下メリヤスさんからカシミヤの中で最も良い素材と提案され
山内さんの中でも今回新しい試みの1つであったカシミヤジャケット。
触っただけでで違いのわかる柔らかさ。
使うシーンは少ないかもしれませんが所有しておきたいと思える1着です。
【商品説明】
小さなテーラードカラーが着用シーンを制限せず、スタイリングの幅を広げます。
程よくゆとりのあるパターン、15mmのボタンが軽快で、気取らず着用出来、普段の生活に馴染みます
【表地説明】
縮絨カシミヤニット (和歌山産地)
ニットの産地和歌山で一番古い歴史を持ち、1950年代の編み機から、最新の編み機まで揃え
用途により様々な編み機を使いニットを製造する森下メリヤスさんのテキスタイルです。
元来カシミヤはウールと違いキューティクルもほとんどないため縮絨するには
ウールの何倍もの時間をかけ、ゆっくりと縮絨していかなければなりません。
また繊維も繊細で、丁寧に作業していかなければカシミヤ本来の風合いを壊しかねないため
最新の注意を払い作業を進めて頂きました。
肉厚のカシミヤニットに触れた瞬間、極上の手触りには言葉を失います。
※キューティクル:繊維の表面にある鱗状の組織。ウールのチクチクとした感触はキューティクルが原因。
ウールにあるキューティクルが洗いをかける事により、絡まり合い縮絨されフェルト化していく。
新作だけでなく、今後は予約可能な商品も掲載していきますので
今後もECサイトをチェック頂けますと嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
参考にして頂けますと嬉しいです。
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■投稿者 / 甲斐 元貴(カイ モトキ)
■年齢 / 28歳
■VIARESTA歴 / 6年
■出身地 / 宮崎県延岡市
■KAI Instagram : https://www.instagram.com/_motoki_kai/
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