小さなテーラードカラーが着用シーンを制限せず、スタイリングの幅を広げます。
程よくゆとりのあるパターン、15mmのボタンが軽快で、気取らず着用出来、普段の生活に馴染みます
表地説明
縮絨カシミヤニット (和歌山産地)
ニットの産地和歌山で一番古い歴史を持ち、1950年代の編み機から、最新の編み機まで揃え、用途により様々な編み機を使いニットを製造する森下メリヤスさんのテキスタイルです。
元来カシミヤはウールと違いキューティクルもほとんどないため縮絨するには、ウールの何倍もの時間をかけ、ゆっくりと縮絨していかなければなりません。
また繊維も繊細で、丁寧に作業していかなければカシミヤ本来の風合いを壊しかねないため、最新の注意を払い作業を進めて頂きました。
肉厚のカシミヤニットに触れた瞬間、極上の手触りには言葉を失います。
※キューティクル:繊維の表面にある鱗状の組織。ウールのチクチクとした感触はキューティクルが原因。ウールにあるキューティクルが洗いをかける事により、絡まり合い縮絨されフェルト化していく。
Buyersコメント
24秋冬の山内の中で最も感動した1着。森下メリヤスさんからカシミヤの中で最も良い素材と提案され、山内さんの中でも今回新しい試みの1つであったカシミヤジャケット。触っただけで違いのわかる柔らかさ。使うシーンは少ないかもしれませんが所有しておきたいと思える1着です。