皆様、こんばんは。
甲斐です。
本日は初めて行かせて頂きました山内の展示会で知り
そこから虜になってしまっているノーミュールシングウール。
ウールなのにカシミヤ?と勘違いしてしまう程滑らかな手触りと着心地。
そして動物に対して有り難みを感じさせてくれる素材を
採用しました山内の新作ノーカラージャケットをご紹介させて頂きます。
カチッと感はないですがどこか品のある山内のノーカラージャケット。
カーディガンの様な感覚で羽織れて使える1枚。
全くチクチクせず快適な着心地を味わえる
上質なウール生地をそのまま羽織る感覚を
イメージして仕立てた半裏仕様のノーカラージャケットです。
見た目の袴のような出で立ちが「和」感じさせてくれます。
ピシッと着るよりはざっくり羽織って頂く方が雰囲気出るかと思います。
パッと見の色味も真っ黒ですがよーく見るとヘリンボーンの生地面も特徴的です。
■山内 / ノーミュールシング ノーカラージャケット
COLOR / BLACK
SIZE / 3.4
PRICE / ¥72,000+tax
繊維業界では名の知れた尾州(愛知県尾張西部地域から岐阜県西濃地域)の機屋で
製作されたヘリンボーン・ウール素材を使用しています。
特徴としてはまるでカシミヤのような肌触りの良さと
しなやかで綺麗なドレープがでる上質な素材感の生地です。
定番的なトラッドなヘリンボーン柄を採用しながらも
いい意味でヘリンボーン感が控えめな表情に仕上がっています。
原料にはノーミュールシングウールを採用。
ミュールシングのされていないウールのみを使用していることも特徴です。
デザインはカーディガンのような感覚で羽織ることができる
和テイストなノーカラーのジャケット。
シルエットは細いわけでも単純に緩くもない絶妙なバランス。
身頃に適度なゆとりをもたせて、自然にリラックス感を意識した着心地に仕上げています。
縫製だけではなく素材への拘りも感じて頂ける上質なウールの素材感。
それが引き立つようなミニマルデザインのジャケットです。
今時期の秋の羽織としては勿論ですが
12月〜の冬はアウターの中にあわせるインナーとしても◎
これから様々な着こなしを楽しむことができる1着ですね。
【detail】
何度も言葉を使っていますが
ノーミュールシングウールとはその名の通り
ミュールシングを行っていない羊毛のことです。
【ミュールシングとは?】
羊への蛆虫の寄生を防ぐため、子羊の臀部の皮膚と肉を切り取ること。
麻酔無し、そして傷跡の手当もしない残酷な処置方法であるミュールシング。
それを知ると私は羊に痛みを与えないノーミュールシングを選びたくなります。
※山内が使用しているウールは全てノーミュールシングウールです。
私も山内の展示会に行くまでそこへの意識は全く無かったのですが
それを山内さんから直接聞き、考えウールを買うとしたら
ミュールシングをしていないことが明確なウールを選びたいと思う様になりました。
【着用写真】
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
参考にして頂けると嬉しいです。