皆様、こんにちは。
甲斐です。
本日は新規お取り扱いのブランドのご紹介です。
洋服ではなく今回ご紹介させていただくものはカレー皿、焼き物です。
長崎県の波佐見焼メーカー「中善」が立ち上げた
オリジナルブランド『zen to(ゼント)』です。
長崎県で江戸時代から器を製造してきた
波佐見町で1917年に創業した波佐見焼メーカー
株式会社中善による新ブランドになります。
【zen to(ゼント)】
【はじめに】
日本有数の陶磁器の産地、長崎県波佐見町。
1917年創業の株式会社 中善(以下・中善)は、この地に根ざして窯業を生業とし
江戸時代から続く波佐見焼の技術と精神を継承してきました。
微力ではありますが、人々の暮らしや食文化を支えてきたことを誇りとしています。
創業以来、国内ブランドの製造に従事するなど裏方に徹してきた中善は
創業100周年を迎えたことを機に、肥前地区(波佐見や有田を含むエリア)の
やきもの技術とその可能性を次世代に伝えるべく、表舞台に立つことを決意。
初となるオリジナルブランドの構想に着手します。
こうして産声を上げたのが『zen to』です。
ブランドディレクターには、数々のブランドで指揮を執り、
日本を代表する陶磁器デザイナーとして知られる阿部薫太郎氏を招聘。
“多様な嗜好に応える、多彩な個性” をコンセプトに掲げ、モノを見る目がシビアであり
消費者ニーズが多様化する現代に向けて、バラエティに富んだ選択肢を陶磁器で提案していきます。
【ブランド名の由来】
-肥前と中善と共に、前途洋々たるやきものの未来を願って –
「肥前(ひぜん)と」「中善(なかぜん)と」に含まれる
“前” と “善” のポジティブな二文字と “ぜんと” という言葉の響きに着目し
ブランド名を「zen to」と名付けました。
長きにわたり培った技術に各方面のスペシャリストの知恵を掛け合わせ
産地のさらなる発展と新しい伝統の創造を目指していく。
そんな想いをブランド名に込めています。
建築家、プロダクトデザイナー、陶磁器デザイナー
ミュージシャンやフード編集者など様々なジャンルのクリエイターを集め
クリエイター協業との「お皿」をリリースしています。
1第一弾としてリリースされたのがカレー皿。
またブランド初年度は建築家・吉田愛氏が監修をしております。
日本人の食文化に欠かせないカレー。
そして今やスパイスカレーを筆頭に止まらないカレーブーム。
私も外食ではカレー屋さんに行くことが多い
(いっとき落ち着いていましたが最近再燃してきました)
そういったカレーブームもあり
近年ではおうちでカレーに拘る方も多くなっているかと思います。
見た目も大事ですがスパイスの調合など細かく
凝ったオリジナルカレーを作って楽しんでいる人も増えているので
カレーを食べるため専用のカレー皿を探している人も多いはず。
と思い今回「カレー皿」をセレクトさせて頂きました。
ブランドとしては総勢15名ものクリエイターが
手掛けたカレー皿を展開しておりますが
当店では3種類のカレー皿のみをセレクトさせて頂きました。
◼︎zen to
COLOR / ONE COLOR
材質 / 磁器
SIZE / φ270mm.H24mm
PRICE / ¥3,960(tax in)
【ユザーン氏よりコメント】
1食ぶんをワンプレートに盛り付けられる仕切り付きのカレー皿をよく使っています。
洗い物も少なくなって便利です。
ただ、カレースペースが2ヶ所のものと3ヶ所のもののどちらにするかを購入時にかなり悩みます。
3ヶ所あると嬉しいけれど、常におかずを3品も作れないし。
そんな悩みを解決する方法を思いつきました。仕切りをひとつ、着脱式にすればいいのです。
いろいろ作った日は仕切りを付け、1種のカレー&付け合わせぐらいで済ませたい日は外す。
磁器なので汁っぽいカレーとかだと完全な密閉はできないけれど、かなり活用できますよ。
そしてこの皿は、カレー多めが好みな人とライスを
しっかり食べたい人のどちらにも対応できるようにもなっています。
皿の前後を逆にするだけなんですが。
まずは何と言っても鮮やかなティファニーブルー
見た目で気分が高揚します。
そして着脱可能な仕切り仕様が最大のポイントで
かなり幅広く活用できそうです。
仕切りがあることで混ざらず綺麗な見た目を保ちます。
◼︎zen to
ツレヅレハナコ カレー皿 zen to turehana_b
COLOR / ONE COLOR
材質 / 磁器
SIZE / W265mm.D265mm.H35mm
PRICE / ¥3,960(tax in)
【ツレヅレハナコ氏よりコメント】
インドへ旅する中で出会ったのが、ジャイプールの伝統工芸品である
「ブルーポッタリー」という焼き物。
青色をはじめとした美しい色彩すべて手描きでどこかはみ出したような
ラフな線や色付けが気に入り、大皿を何枚か買って帰りました。
ド派手な柄皿なのですが、何を盛っても意外なほどによく合い、
とても華やか。特に数種のカレーを盛るのにぴったりです。
そこで今回は、そのエッセンスを波佐見焼の磁器で再現していただきました。
ターメリックの花にカレーリーフやベイリーフ、ふちを飾るのはセージの花です。
これはスリランカで出合ったアーユルヴェーダやカレーに使われる材料がモチーフ。
眺めている だけでも楽しいし、カレーのほか果物などを盛るのにもぴったりな皿に仕上がったと思います。
THE スパイスカレー乗ってそうなお皿。
派手めな柄ですが、落ち着いたトーンで構成されているのがポイント。
カレーではなくても中華料理とも相性が良さそうなデザインです。
さりげなくそこにあるだけで華やぎを与えてくれるお皿。
◼︎zen to
COLOR / Black.White.Grey
材質 / 半磁器
SIZE / φ245mm.H32mm
PRICE / ¥3,300(tax in)
【吉田愛氏よりコメント】
数年前に設計事務所内にキッチンを設け「社食堂」という食堂を始めました。
お店の看板メニューとなるオリジナルカレーを考え始めてから
様式なんてものに捉われることなく無限の組み合わせで進化するカレーという小宇宙に魅了されました。
そんな私が使いたいカレー皿とは、どんなカレーを盛り付けても“美味しい風景”を
生み出し機能がデザインとなるニュースタンダードな形。
鉄粉入磁土のマットな質感を残した底面と釉薬で仕上げた滑らかな質感のコントラスト。
ソリッドな外側のカットに対しスプーンの形に沿う曲率を用いた内側の柔らかな曲線。
自然な重なり具合が生まれるテーパーの角度によりスタッキングされたお皿自体が
キッチンを美しく彩る要素になるよう設計しています。
「見る、触る、盛り付ける、食べる、収納する」といった一枚のお皿にまつわる
様々なシーンにおいて“用の美”を感じる、どんなお料理にも合い日常に豊かな表情を与えるお皿です。
建築家らしいシンプルデザインでシックなカレー皿。
マットな質感と色合いが高級感を高めます。
クール無機質なデザインなので、男性にもオススメです。
カレー好きな私も、カレー皿に特化したブランドは見逃せませんでした
自炊を全くと言っていいほどしないので自分でカレーを
作って自分でこういったお皿に盛り付けする事はないですが
こんなお皿に乗ってカレーが出てきたらいいなと思うカレー皿。
この写真を見るだけでもスパイスの効いたカレーが
食べたくなるという人も多いのではないでしょうか。
カレーをさらに美味しく感じられるお皿で
食欲を増進させて頂ければと思います。
PS.
明日、RIPVANWINKLEの2nd delivery分が発売開始となります。
現在ECサイトにも入荷商品を掲載しておりますので
是非ご確認くださいませ。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
参考にして頂けますと嬉しいです。
———————————————————————————-
■投稿者 / 甲斐 元貴(カイ モトキ)
■年齢 / 26歳
■VIARESTA歴 / 4年
■出身地 / 宮崎県延岡市
■KAI Instagram : https://www.instagram.com/_motoki_kai/
VIARESTA 名古屋市中区栄3-11-20
052-252-7688
MAIL: info@viaresta.jp
Instagram : https://www.instagram.com/viaresta_selectshop/
———————————————————————————-