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M-65フィールドジャケットと一般的に呼ばれている (正式呼称 COAT, COLD WEATHER, FIELD) は1965年米陸軍にて制式採用されて以来、2008年にまで実に40年以上にわたってアメリカ軍の現用モデルであり続けたM-65はその完成されたデザインにより他の戦闘服にも強い影響を与え、アメリカ軍のみならず、NATOなど周辺国でも類似するデザインを採用している例が多くある。 M-65は表地に50:50で組み合わせたナイロンコットン（通称NYCO ナイコ）素材を採用していました。このマテリアルは速乾性と耐久性、難燃性と吸湿性を兼ね備えた当時としては画期的なモノでしたが、私たちはその素材を現代の最先端のテクノロジーを用いた、スイスの老舗ハイテク素材メーカーSchoeller社が誇るハイエンドテクノロジーであるC_Change ※１ に変更しました。 それはマツボックリのもつ自動開閉機能に着目し開発した自動透湿コントロール付完全防水透湿性4ウェイストレッチ高性能素材c changeに熱遮蔽機能『coldblack』※２と 吸水速乾と防水防汚の機能『3XDRY』 ※３の２つの加工を施し、３つの機能を併せ持ったSchoeller社の中でも群を抜く多機能素材です。 またM-65は本来後付けでとりつけられるフードがあります。そのフードとライナーの取り付けも現代風かつM-65の持つ意匠を崩さない様変更しました。 それらのアップデートにより機能を格段に向上をさせ、厳しい環境でも耐える高性能なハードシェルとしました。 ※１ c_change Schoeller Switzerland 1867 年創業のスイスの生地メーカーSchoeller( シェラー) は、革新的な素材や特殊加工技術において世界的実績と信頼を持ち、そのテクノロジーはスポーツ界やプロフェッショナル分野において称賛されています。 c_change とは、マツボックリのもつ自動開閉機能に着目し開発した自動透湿コントロール付 完全防水透湿性4ウェイストレッチ高性能素材です。 湿度により開閉する松毬( 松かさ/ 松ぼっくり) 構造から作られ、雨の日等の湿度の高い日は"" かさを閉じ"" 種子を飛ばさず、晴れて空気が乾いた日には"" かさを開き"" 中にある種子を風で飛ばすという仕組みを元に、これにより雨風や寒さを感知すると繊維が閉じ、乾燥した暖かい日は繊維が開き透湿性をアップさせ身体の湿度上昇を避けるため熱や汗などを外に放出する機能を持ち、外気温、湿度、体温レベルの変化に反応し、最適な状態をキープするように設計され、高温多湿～氷点下まで幅広い環境に対応します。 そこにNano Sphere 加工( ハスの葉の表面撥水能力を模倣した処理を布地の表面に施す事で付着物が定着せずに離れる機能)を更に施している。 ※2 COLDBLACK 明るい色と比較して、暗い色は直射日光でより多くの熱を吸収します。 SCHOELLER TECHNOLOGIESのUVAおよびUVB保護テキスタイル加工であるCOLDBLACKを使用することにより、熱吸収を最小限に抑えることができます。 COLDBLACKは熱の蓄積を減らし、太陽光線から保護します。その結果、テキスタイルの快適な着用感が顕著に向上します。 濃い色のテキスタイルは、目に見える太陽光と目に見えない太陽光、つまり熱と光の両方を吸収します。すべてのタイプのテキスタイルで、COLDBLACKはこの熱放射の吸収を減らします。この機能は、濃い色の場合に効果的です。その結果、ヒートマネージメントが著しく向上します。 ※３ 3XDRY DRY ON THE OUTSIDE. DRY ON THE INSIDE. DRY IN A FLASH. 3XDRYは、2つの機能を1枚のテキスタイルに集約した繊維加工技術です。 テキスタイルの外側には撥水性と防汚性があります。同時にテキスタイルの内側では、汗が素早く吸収され、体外へ運び出します。 水分は表面全体に分散し、急速に蒸発しその結果、3XDRYを使用したテキスタイルは、従来のテキスタイルに比べはるかに速く乾燥します。 汗の跡は外からはほとんど見えず、また水分は肌に近いところで蒸発し、体の自然な冷却プロセスをサポートします。
