【Designer’s voice】山内のノーミュールシングウール編。

皆様、こんにちは。

甲斐です。

本日、お店は撮影のため臨時休業ではございますが

1記事だけ投稿させて頂きます。

今シーズンからお取り扱いをしている山内。

こちらのブログ  or AVENUEブログにて

あれも、これもと。

一通り山内の20ss入荷品番の全てをご紹介させて頂きました。

当店によくお越し頂くお客様を始め

遠方にお住まいのお客様からも

「他コレクションも見たけど◯◯が欲しくなった」

「◯◯を取り寄せてください」

など多くのポジティブなリアクションを頂きシンプルに嬉しいです。

私からの山内の20SSの商品紹介は一段落致しましたので

本日はメーカー様側のお言葉をお借りし

商品の紹介や誕生秘話をお届けさせて頂ければと思います。

個人的に毎回チェックさせて頂いている山内のInstagram。

【山内 Instagram】

https://www.instagram.com/yamauchi_japan/?hl=ja

【ギャラリーショップ Instagram】

https://www.instagram.com/yamauchi_galleryshop/?hl=ja

山内のInstagram等を既にチェックされている方は見たことがある方もいらっしゃると思いますが

中にはInstagramをやっていないというお客様もいらっしゃるとますので

本日は山内のInstagramから文章を抜粋させて頂き

素敵な文面をこのブログにてご紹介をさせて頂きます。

今からご紹介させていただく文章は

デザイナー山内章弘氏と長年共に製作は勿論

営業やブランド発信などを主に担当されております

デザイナー山内章弘氏の奥様目線でのお言葉です。

早速ではございますがご覧くださいませ。

【Designer’s voice】

・山内のノーミュールシングウール編。

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こちらの「ミュールシング」をしていないウールを100%使用した

山内らしい綺麗なパンツも一宮の老舗のとあるお方との繋がりがきっかけでした。

私は若い頃に共通の知人の紹介で、産地である工場へ足を運んでいました。

当時はファッションショーでコラボレーションができないか…

というような話からお会いしたのですが、その時は互いにマッチングが上手くできませんでした。

そこから、「今は山内というブランドで一緒にメンズ服を作っています。

こだわりも強く、真剣に服作りをしているので、新作展示会にもしご都合宜しければお立ち寄りください。」

とご連絡したのは名刺交換してから5年くらい経っていたでしょうか。

冬なのに獣毛を使わず、植物性の繊維を重ねて寒さを凌げるように

生地を重ねて縫い合わせ、コートなどもお作りしていました。

そこにまさか次期社長さんが直々にお越しくださり

「あの~・・・冬物なのにウールを使わない理由には何かあるのですか?…」

の問いに

「あ・・・・・。まぁ….」と、デザイナーは正直に話しました。

ミュールシングという行為を知ってから、かわいそうだという気持ちになり

違和感があるなら使わない方がいいのかなと思った。


消費者はわからないから、メーカーである我々がセーブすべきではないか・・・、と。

その数年後にご連絡をいただいて、ミュールシングをしていない

ウールで織ったのでみていただけないでしょうか。とのお電話。

毛織物業界では、ウールというものは、沢山の羊の毛を混ぜて

紡績し糸状にしていくやり方なので、仕方がない。という考えでしたが

なんと叶わないはずの願いが叶ってしまったのです。

一人の力では及ばない事ばかりですが、一人が立ち上がれば変えられる事もある。

そして、いつも行き詰まっている時に手を差し伸べてくださる方は、

歴史やキャリアをお持ちなのに、腰が低く頭が垂れ、人として素晴らしいお方でした。

ご縁というものは不思議なもので、今でも感謝しかありません。

そんな思い入れのあるウールに、我々の造語にはなりますが

反対したい気持ちと、羊さんにも敬意を払い『NOミュールシング』と名付けました。

工程別に生産者のサインが入った賞状のような証明書を付けて

納品してくださる特別な生地に最初は由緒正し過ぎるあまり

恐れも多く、捻りもない真っ向勝負のメルトンコートを第一弾でお作りし発表しました。

それから秋冬コレクションを行っていくにつれ、少しずつデザイン的にも作り方的にも

生地との相性を考え、山内らしく、品のあるカジュアルウェアに落とし込んでいく作業が繰り返されています。

今年のワンカットパターンによる “自宅でも寛げる” 贅沢なイージーパンツ

まずはTシャツに裸足で。また、シャツとジャケットに合わせて。

思い思いに堪能していただけたらと思います。

こちらの生地屋さんはテーラーさん御用達の織屋さんで

カジュアルウェアに取り組んでいるのは山内だけとのことで

そのお方もシャツとパンツをお仕事でも着用し、我々のブランドが

使わせていただいている事を喜んでくださっているそうです。

山内のやり方は、じっくり時間をかけるため、しつこいという難点もありますが

長期スパンで物事を考えるからこそ、動く壁があるのだと感じます。

今後も私達が何かのお役に立てる様、洋服作りだけでなく

互いに相乗効果が発揮できる新たな事柄にも出会えるといいなぁと思っています。

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1山内ファンとしても非常に興味深いエピソードだと思いました。

【ノーミュールシング】

正直聞きなれない言葉だと思います。

私も半年前の展示会に行き直接デザイナーの

山内氏ご自身から直接お話を聞き、そこで知りました。

全て国内産の素材を使い

全て日本人の手によって作られている山内の洋服。

今後の動向も非常に楽しみなブランドの1つです。

また現在ノーミュールシング素材を採用した商品は

コートとパンツのみとなっております。

※同素材のシャツは完売しております。

■山内 / ノーミュールシング・サマーウール・ロングコート

 COLOR / CHECK

   SIZE / 2(S) 3(M) 4(L) 

   PRICE / ¥110,000+tax

*商品購入ページは商品名をクリックして頂ければ閲覧いただけます。

■山内 / ノーミュールシング・サマーウールイージーパンツ

 COLOR / DRAK NAVY.CHARCOAL

   SIZE / 2(S) 3(M) 4(L) 

   PRICE / ¥40,000(+tax) 

*商品購入ページは商品名をクリックして頂ければ閲覧いただけます。

・CHARCOAL

DARK NAVY

最後まで御覧頂きありがとうございました。

参考にして頂けると嬉しいです。

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