皆様、こんにちは。
甲斐です。
『ATON』=『緩いシルエット』
そうイメージされる方が正直多いと思います。
確かに基本的に緩いのでそのイメージで間違ってはいませんが
数は少ないですが「これはキタ」という程
レギュラーフィットの名作になるであろう商品もリリースしています。
ブランドイメージとして「緩い」というイメージがあり
ATONの商品を今までスルーしていた方も
今回ばかしは見逃せずブランドの垣根超えて着たくなるであろう
レギュラーフィットのニットを見つけました。
・ATON / SLOW WOOL CREW NECK PULLOVER
BROWNとCHARCOALGRAYのニット。
当店でセレクトしている各ブランドの洋服でも
色展開が数種類ある物は多くありますが
私の中の独断と偏見で勝手にですが推しカラーを決めています。
しかし極稀にどの色も良すぎて、良い意味で頭を悩ませてくる物があります。
今年はその商品がATONのこちらのニットでした。
正直「1色に絞って下さい」と言われたら
本気で悩んでしまうくらいどちらも素敵な色合い…
安易にアレやコレもと2色買いを皆様に勧める事は決してないですが
こちらのニットは話が別です…
正直2色買い、アリだと思います。
■ATON / SLOW WOOL CREW NECK PULLOVER
COLOR / BROWN.CHARCOALGRAY
SIZE / 2(S).4(M).6(L)
PRICE / ¥32,000(+TAX)
・BROWN
・CHARCOALGRAY
ATONから一切チクチクしないウールニットが入荷。
オーバーサイズの洋服の展開が多い ATONですが、こちらのニットはレギュラーシルエットです。
一枚でも着てもサマになり、インナーでの活躍も期待できます。
上質な軟水に恵まれたイタリア・ビエラ地方で生産されている
BOTTO GIUSEPPE(ボット・ジュゼッペ)社のノンミュールウールの
原毛からできた60番双糸のエコウール糸を2本取りし
14GGと細かく密に編み込まれ、メンズが着用しても
透けが気にならない肉感に仕上げたベーシックなクルーネックニットです。
一般的なニットと比較しても中肉厚の厚さですが
2つの糸を1本により合わせた双糸のため強度もしっかりございます。
また通常の水洗い仕上げでなく、油の溶剤で仕上げ洗いを行うドライ加工仕上げを施しています。
これによって生地にハリコシを出し、編地の目ツラにシボが出ない綺麗な表面感を実現しています。
また裾はリブの針数を多くし、更に見頃にも減らしを入れることで、
リブ上にギャザーが入らない設計ですっきり見えます。
袖口に入ったスリットや脇の編地変化でリズムをつけたデザインです。
よーく見てみないと分からないくらいの遊び感のあるデザインが個人的にもツボでした。
セレクトした赤みのあるBROWNと緑味のあるCHARCOAL GRAYの色合い。
先に動きを見せたのはCHARCOAL GRAYですがどちらも季節感があり
ATONらしさもある素敵な色味です。
-Botto Giuseppe(ボット・ジュゼッペ)-
1876年にイタリアのビエラ地方で創業。職人の高い技術と伝統を誇り
名立たる高級メゾンに愛されてきた老舗テキスタイルメーカー。
深い探究心と職人の技術力で生み出される生地は、
どれも美しくなめらかで軽く触れただけでも、その品質の良さを感じずにはいられません。
【detail】
【着用写真】
着用モデル:身長183cm 75kg 着用サイズ:6(L)
着用モデル:身長183cm 75kg 着用サイズ:6(L)
ハイゲージニット特有のエレガントさもありながら
いい意味で端正なルックスすぎないATONのハイゲージニットです。
ニットって一枚での着用時は優しい雰囲気が出ますし、
インナーに使った時は一枚での着用時より一段と品格が出ますよね。
秋冬のメンズファッションアイテムとしても信頼の高いカテゴリーのニット。
まだまだ暑すぎて着れませんが秋冬に向けてお勧めニットです。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
参考にして頂けると嬉しいです。