「junhashimoto」×「EDWIN」コラボ秘話 / 新作紹介

皆様、こんばんは。

甲斐です。

『ラクしてカッコいい』をコンセプトに

コラボレーション展開を続けている

「junhashimoto」×「EDWIN」


すでにWEBをご覧の方はご存知の方もいらっしゃると思いますが

今年の最新作としてウエスドローコード仕様の

ジョガーパンツが登場しました。

個人的に購入して調子良いという話は置いといて

本日は「junhashimoto」と「EDWIN」何故コラボしたのか。

そしてその最新作の商品紹介させて頂ければと思います。

まず早速ではございますが

junhashimotoのデザイナーである橋本氏。

橋本氏のinstagram上での投稿の中で

このタイミングでご紹介したいという投稿(2020/4/1に投稿)の内容がございましたので

皆様にもこちらのブログにてご紹介させて頂きます。

【橋本氏のInstagram】

https://www.instagram.com/junhashimoto_/

【Designer’s voice】

———————————————————————————-

“EDWIN”そう聞いてどんなイメージが湧きますか?


正直僕のイメージは“ガチャガチャしてダサい”と言うイメージです。

ではなぜコラボしてるか?と言う話になりますが、

それは以前色々な企画の中で当時ドメスティクブランドの

常套コラボLEE/WRANGLERとのコラボをしよう。と打診。

しかしその商標を持っているのはEDWIN社。

生産もEDWIN社。要は生産元が同じでタグが違うだけ。と言うのが事実。

でも何故かLEE/WRANGLERはイケてるから

ドメブラ✖︎ LEE/WRANGLERみたいな構造が成り立っていました。

まぁ理由としては日本人にありがちな海外信仰

(輸入物万歳)が根元にある、しょーもないブランド志向ですね。

僕も入り口はLEE/WRANGLERとして話をしに行ったのですが

その当時丁度EDWINの展示会をしてまして。

そこで見た素材“JERSEYS”が余りに素晴らしい素材だったので

「この素材使いたい!」と言う打診をしたら先方から

「ではこの素材でLEEとか作ります?」と言う提案を受けました。

でもそこで思ったのは“JERSEYS”と言う素材のストーリーはEDWINの物。

それをしょーもない海外信仰に合わせる為に崩すのは嫌だ。

ストーリーは大事にしたいし“ダサい”と言うイメージのEDWINを敢えてコラボする事で、

有名人に履いてもらったり、有名ショップに置くことができる方が確実に面白い。

と言う事でjh X EDWINが決定。

当時展示されてたEDWINのサンプルはジャージと言うキーワードに

引っ張られ過ぎてウエスト周りに色の合ってないリブ、そして紐。

店頭で差別化出来るようにポケットのステッチが虹色など、なかなかな見栄え。

それを完全にシンプルにし“ジャージ”と言うストーリー部分を活かす為に

リブディティールをベルト裏に配置(このディティールはどうやらユニクロが真似したっぽい)

ステッチはEDWINが作ってる本格デニムシリーズ503から引用。

実は最もEDWINにした理由としてポケット脇に付けてる赤いタグ。

このタグLEVIS以外にはEDWINしか使えません。

そう言うディティールは大事にしたい。

そして形は股上が少し深めだが腰回りから膝にかけてはタイト。

こうする事によって普通に腰骨にベルトラインを合わせるだけで

雰囲気のある下品にならないケツ履き(要はお洒落なイギリス人がやってる感じ)を容易に再現でき、

腰履きに慣れてないおじさま達にはキッチリウエストまで上げれるマルチなバランス。

膝から裾にかけては敢えてストレート気味にする事で足長効果を出す。

そして異常な程の横伸びを誇るストレッチ素材との組み合わせで

“誰でも“どんな時でも”どんな風に履いても“サマになるデニムが完成されました。

事実知人の飛行機に乗りまくるジェットセッターから

「これ以外で飛行機に乗れない」と言う言葉を貰ったり、

某有名アーティストに撮影で貸し出したらその撮影では使わなかったくせに

個人用として全色買取になったり。かなりの反響を頂いてます。

一つ注意しますがこのパンツ、もし興味あるなら腹を括って下さい。

1本で済まなくなります。確実に色違いでもう一本欲しくなるので

買うなら2本(以上)買う事になる気持ちで買って下さいw

———————————————————————————-

というコラボするまで〜の経緯があり今に至ります。

長年多くの皆様に支持され、今も継続展開している

「junhashimoto」×「EDWIN」コラボシリーズ。

今年も新たな新品番が入荷しています。

※junhashimotoの中で特に注目品番です。

■junhashimoto×EDWIN / JOGGERS for EDWIN

 COLOR / INDIGO.BLACK

   SIZE / 2(S).3(M).4(L).5(XL)

   PRICE / ¥28,000(+tax) 

・INDIGO

・BLACK

junhashimotoの名コラボシリーズとも呼べる

”EDWINシリーズ”待望のジョグジーンズが登場。

通常”編み”で作られるスウェット素材を、

デニム生地のように”織り”で作製することにより、

デニムとしてのルックスをキープしています。

意外と楽なデニムを製作する上で

この”デニムのルックスを上手くキープする”という事は難しいですが

しっかりとこちらのコラボデニムはデニム顏を保っています。

デニム好きな方が見ても

「あぁ…」とテンションが下がってしまうチープな見た目ではなく

デニム好きな方が見てもディテールを細かく見て

履くまでは「普通のデニムに見える」というのは流石のクオリティです。

そのしっかりとしたデニムの見た目を残しながらも

楽すぎる着用感を実現したハイブリッドなコラボデニムパンツです。

言葉にすると簡単に聞こえますが、繊細且つ高度な技術力が求められる”ジョグデニム”。

エドウィンだから出来る生地の表情や肌触りの良さや縫製の確かさ。

そしてプライスバランスにディテールはどこまでもベーシックに設定しています。

シルエットはもも周りは自然なゆとりがあり

ワタリから膝下にかけて急激なテーパードをかけることによって

junhashimotoならではのシルエットを形成。

従来のジャージーズよりもさらに肉厚でキックバック性の高い生地にアップデートし

それでいて、驚くほどの履き心地と動きやすさは継承しています。

エドウィンが開発した「よく伸びてよく戻る」最新素材。 

ぜひ、これは履いて体感して頂きたいラクさです。

またエドウィンオリジナルのフロントボタンや

リベットは加工を施し、ジッパーフライにはYKKのセミロック式を採用。

junhashimotoが得意とする”ラクさ”も追求しつつも

”デニムらしさ”も兼ね備えた文句なしの逸品です。

【detail】

【着用写真】

INDIGO / MODEL 183cm 75kg 5(XL)着用

BLACK / MODEL 183cm 75kg 5(XL)着用

綿100%でガシガシっとした履き心地の

育てていくタイプのデニムも個人的には好きですが

やはり一度履くともう戻れない楽チンデニムも好きです。

特に暑さが残る今時期からは楽チンデニムが重宝しそうです。

ここ最近は個人的にデニム離れをしかけていましたが

見た目の本格的なデニム感とは裏腹に履いた瞬間

”癖になる楽さ”ハイクオリティなデニムに惹かれ久しぶりにデニムを購入。

この秋冬の個人的な買い物は私のファッションの原点でもあるデニムでした。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

参考にして頂けると嬉しいです。

About the author