薬剤師でありコスメトロジストでもあるパオロ・ヴラニエスの情熱によって、「Antica Officina del Farmacista」は、1983年にフィレンツェに誕生しました。彼はアシスタントスタッフと共に、絶え間無い研究と、こだわり抜いた革新的な技術で、商品を作り出しました。
パオロ・ヴラニエスはボローニャで生まれ育ち、そこで学位を取得した後、彼はその後の人生を、歴史的に香りの地であるフィレンツェで過ごす事を決めました。パオロ・ヴラニエスのストーリーは、彼の「嗅覚」のストーリーでもあります。彼は幼少の頃から、香水の複雑な香りを嗅ぎ分けていました。香りは、繊細な嗅覚に多大な影響を与え、その後歳を重ねてからは、その優れた感覚で調香師となったのです。
Dr. Vranjesは祖父の影響で幼い頃からフレグランスに関心を持っていました。シルク商人として世界を巡っていた彼の祖父は、旅先でさまざまなフレグランスを買い求め、コレクションしていたのです。貴重なコレクションが並ぶ部屋で祖父と過ごした時間は、Dr. Vranjesが香りへの情熱を抱くきっかけとなり、その後、薬剤師として研究を重ねた彼は、香水の歴史が作られた「香りの地フィレンツェ」で、香りの元となるエッセンスの抽出を始め、それが彼のブランド、“Dr. Vranjes”の出発点となりました。注意深く抽出された天然のエッセンスを用い、すべての工程をハンドメイドで作り上げるフレグランス製品には、香りのある生活をこよなく愛するDr. Vranjesの理念が息づいています。