ヴィンテージのティファニーなどで昔からシルバー925で作られることが多いエンジンターンと呼ばれる機械彫りを施したバックルを、特別に真鍮の削り出しで誂えて生まれたベルトです。
帯には海外のメゾンブランドにもレザーを提供する日本屈指のプレシャススキン専業のタンナーが生み出すマット仕上げの世界最高クオリティのクロコダイルレザーを使用しています。ベルト裏側の素材は一般的にヌメ革が多い中、オイルドカウレザーを使用することでコシがありながらしなやかな質感で腰に巻いた時に心地良いフィット感が実現しました。
エレガントさとカジュアルさの両方が詰まった魅力的なベルトはデニムやコットンパンツといったカジュアルスタイルから、ジャケットスーツなどのドレススタイルのアクセントとしてまで幅広い用途で使用することのできる優れたデザインのベルトです。
神藤光太郎氏 コメント
かなり昔に見たラルフローレンのスーツのスタイリングにこのエンジンターンドバックルのベルトがあったことが強烈なインパクトとして頭に残っており、個人的にいつか素晴らしいエンジンターンドバックルを作ってみたいと夢見ていました。
通常はシルバーを使って鋳造で作られることの多いデザインですが、真鍮の削り出しで作ることで比類なき重量感と立体感が生まれ、力強さと洗練が同居する素晴らしいバックルを実現することができました。
シルバー製よりさらに力強く時代感が感じられる美しいベルトが誕生しました。