歴史あるブランドに初めて別注させて頂いた今作は、ヌバックのような質感を持つ「ミリクロス」をベースに、外側にラクダ革をあしらったショルダーバッグを作りました。
ほのかなツヤを含んだ表情と、しなやかな肌触りが特徴のミリクロスは、軽量ながら耐久性・防風性に優れ、イタリア陸軍の正式装備としても採用されている素材です。
高い撥水性は、表面の加工によるものではなく、高密度な織りによって生まれています。水を細かな水滴にして弾き、さらさらと流れ落とす性質を持ち、柔らかな質感と日常使いに適した実用性を併せ持っています。
外側にあしらったラクダ革は、使い込むほどに深い茶色へと変化していきます。ベースとなるミリクロスも革のようになじみ、生地にアタリが現れるため、それぞれの素材が持つ経年変化を楽しんでいただけます。
かたちは、斜め掛けと肩掛けのどちらにも対応するショルダーバッグに仕上げました。日々の装いや使う場面に合わせて、持ち方を選んでいただけます。
素材の変化を楽しむ喜びと、実用品としての機能性を両立し、時間を重ねるほどに愛着が深まるような、使う人の暮らしに長く寄り添う鞄を目指しました。
素材
・ミリクロス
※見た目はほのかにツヤを含み、しなやかでヌバックにような肌触り。水に触れると、染み込むことなく細かな水滴となってさらさらと流れ落ちます。ミリクロス素材の撥水性は加工によって含ませたものではなく、高密度な織りによるもののため、使い込むうちに撥水性が損なわれていく心配がありません。
また、軽量ながら耐久性、防風性にも優れていることから、イタリア陸軍の正式装備としても採用されています。革のようになじみ、生地のアタリも出てくるため、経年変化を楽しむことが出来る素材です。
・ラクダ革 (部分使い)
Buyer's コメント
今から25年前。
私は当時15歳(中3)。
ちょうど本格的に洋服への興味が目覚めた頃でした。
そこから3年経ち、18歳。
初めてのアルバイトが「洋服屋」でした。
その時のやたらお洒落で、洋服マニアの先輩が颯爽と持っていたのが、JAS-M.Bの鞄でした。
長らくブランドが活動休止しており、入手が困難になっていた、イギリスの高級バッグブランドです。
「JAS-M.B.」とは
3つのセンス(Sense)
・視覚(Sense to See)
・嗅覚 (Sense to Smell)
・触覚(Sense to Touch)
をコンセプトに生み出されるバッグです。
世代的に、「 昔使っていたな…懐かしい。」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな「JAS-M.B.」が2025年に復活致しました。
しかも、日本のモノづくりの背景に携えて。
= Made in Japan
そういった経緯のあるブランドに、今回、初めて別注をさせて頂きました。
テーマは「旅」。
カタチは、斜めがけ、肩がけのどちらも対応出来るのショルダーバッグ。
【 20年後、どこかの古着屋の上の方にかかっていて、「あの鞄、かっこいい…」と言われるようなイメージ 】
少し大袈裟かも知れませんが、皆様の人生に寄り添うような鞄となれば、嬉しいです。