内は布帛屋であると常々ってきました。
布帛とは織物のことで、ニットなどの編み物アイテムはあまり提案していません。
トレーナーやTシャツ、ニットパーカーなどの編み物アイテムに変わる、内が提案するプルオーバーです。
全て布帛で製作していますので、ニットアイテムとは違い、しっかりとした男らしいアイテムです。
トレーナーやパーカーのようなち位置の布帛アイテムはあまりありませんので、様々なスタイリングをお楽しみいただけるアイテムです。
アルパカと撥コットンの切り替えが特徴的で、袖、裾にはウールリブを取り付けています。
表地説明
ヤク×ノーミュールシングウール ライトフラノクロス (尾州産地)
ヤクは標高3000メートル以上の高地という厳しい環境の中で生きるため、柔らかく温かみのある産毛が採取できます。 産毛の為、1頭からは100~300gしか採れず、希少な原料です。
その原料を50%までウールと混紡し、1/60の梳毛糸に紡績しています。
一般的にはヤクは紡毛糸が多く、ニットや毛足のあるコートによく用いていますが、山内では全て高品質な梳毛織物で統一しています。
梳毛糸を2/60に撚糸をして、縮絨、起毛の工程を従来の2倍行うことで、膨らみのある滑らかな梳毛織物が完成します。
ヤク本来の風合いをより感じていただくために無染色の糸をチョイスし、ウール100の織物に比べ、より滑らかで上品な質感は、直接触れることで間 違いなく違いを感じていただけると思います。
※11と14は、同素材ですが、11は綾織で中肉、14は平織りで中~薄地といった違いがあります。
Buyersコメント
山内では珍しい雰囲気の1着ではないでしょうか。
この秋冬もセレクトの多いアウトドア・テック系のウェアと組み合わせたら面白そうです。