※襟つき、襟無し、2つの衿の形状をお選びいただけます。
内として1年通して提案をしている数少ない定番シャツの一つです。
全てのパーツに滑りの良いコットンキュプラを裏打ちする重仕てで、地の合いを感じて頂くために、ステッチは全て裏側になるよう仕てています。
和紙のように乾いた表情とランダムなシワのった地感とデザインが、どこか和を感じさせる内らしいアイテムです。
スタイリングの幅が広く織としても重宝するためサイズ選びや襟の形状選びなど、洋服本来の着する楽しみも感じていただければと思います。
表地説明
塩縮加工コットンリネン (近江産地)
生地の裏側に手を当てると透けて見えるほど薄手の近江産コットンリネンを、強塩縮加工する事で強烈に目が詰まり、縦横30%程生地が収縮します。
縮まる際に生地全体に出てくるランダムなシワとドライな表面が、どこか和紙のようでもあります。
全ての生地が同じような塩縮後の表情になるわけではなく、糸、組織、染色方法、色々な条件により仕上がりが左右します。
その為、今まで幾度となくテストを繰り返してきた中で、シワが強すぎて主張しすぎるわけでもなく、弱すぎるわけでもなく、また安定して同じ風合 いに上がるこの生地に行き着きました。
テキスタイルからデザインが始まる山内ですが、テキスタイルが押し付けがましく主張しすぎてもよくありません。
常に気負わず着用が出来、また手に取り着用したくなる、一見すると少しの変化に感じますが、あえてその程よく品のあるバランス感覚を大事にモノ づくりをしています。
この生地はそんな感覚に常に正してくれる山内になくてはならないテキスタイルの一つです。
加工説明
塩縮加工 (山梨県)
苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)を使用し、独特なシワ感や凹凸を生地に与える加工方法です。
とても手間のかかる加工のため、大量加工には向かず、すべて手作業で行います。
また、使用する薬剤が危険を伴うため、高濃度で加工できる工場さんはとても希少です。
Buyersコメント
山内の定番であり名作とも言えるシャツ。
1着買ったら色違いで買い足しされる方も多いです。(私もその一人です)