世界中で爆発的に売れたスキニーデニムを多く手がけたSIVIGLIA(シビリア)の創業者兼デザイナーのサウロ・ビアンケッティ氏が手掛けるYCHAIのタイトシルエットデニム「パナテラ-PANATELA」と干場とのコラボで生まれたデニム「PANATELA VINTAGE BLACK」。
干場が考える「ジャケットに合うデニム YCHAI」の魅力を存分に引き出すため、「もしヴィンテージのブラックデニムが存在したら?」という理想から実現したこだわりの1本です。
YCHAI パナテラのシルエットに、干場のこだわりのディテールをミックスし、何度も試作を重ね、ようやく完成。
デニム生地は旧式の力織機を使って織り上げたセルビッジ付きで、中白に染められたブラックデニムは綺麗な縦落ちを実現します。
ヴィンテージのブルーデニムの色落ちから徹底的に研究し、ブラックデニムならこのような色落ちになるだろうと想像し試作を重ねました。
ポケット裏には物資が不足していた第二次大戦中のデニムを参考にミリタリーファブリックを使用、バックポケットは強度を上げるために使用されていた隠しリベットを採用しています。通常刺繍されているYCHAIのアイコンの4つのドットはブラックのタブに変更。
パッチはヴィンテージデニムによく見られる、パッチが劣化して外れてしまったようなステッチだけの状態にしています。
ヴィンテージ特有のヒゲやハチノスなどの色落ちもナチュラルに穿き込んだ雰囲気を生み出しています。
干場が思い描く理想の色合いを叶えるべく、「完成品をさらに10回程度洗った後のブラックの色」になるように何度も試作を重ね、ついにこの至高のブラックデニムが誕生しました。
干場氏着用サイズ:身長178cm 62kg 着用サイズ: 30
干場義雅氏コメント
【もしも世の中にヴィンテージのブラックデニムが存在したら? 】
ジャケットに似合う美しいシルエットながらアメリカの骨太さも同居しているデニムということで人気のイタリアブランド「 YCHAI (イカイ)」。
この度、僕とコラボしたPANATELA「VINTAGEBLACK 」という新モデルが登場することになりました。
もしも、世の中にヴィンテージのブラックデニムが存在したら?という考えのもと、理想のヴィンテージブラックデニムを追い求めました。
特徴はその名の通り、ヴィンテージデニムをあえての黒で表現したこと。色を黒にすることにより、素材やディテール、シルエットを浮き立たせるためです。
黒澤明監督の『 七人の侍 』 をリメイクして作られた映画 『 荒野の七人 』 を、あえてモノクロームの世界で表現することで、俳優たちの個性や演技、表情が浮き彫りになるのと同じ効果を、デニムの魅力に落とし込みました。
縦落ちやカンヌキ留め、リベット、セルビッチ、月桂樹ドーナツボタンなど、ヴィンテージデニム特有のディテールは再現しつつも、シルエットは、スリムフィットの名手、サウロ・ビアンケッティが過去最高のスリムフィットを目指して作った YCHAI のシグニチャーモデルである「 PANATELA 」を採用。
イタリアブランドは、品の良さを追求するあまり、デニム本来の土臭さや無骨さがなくてどこか物足りなく感じてしまうものがほとんどですが、PANATELA 「 VINTAGE BLACK 」は、ワークウェアが出自のデニムならではの骨太な魅力を復元。
まずは、インディゴブルーが美しい本物のヴィンテージデニムを写真撮影して色を反転。次にその写真を元に、職人が力織機で織ったセルビッジ付ブラックデニムを手摺りで色落ちさせたものを製作。さらに色落ち具合を細かく調整し、さらにその理想のデニムを 10 数回洗った時の色落ちを再現して完成させたのが、このヴィンテージブラックデニムです。
シャープで穿きやすいシルエットながら、骨太さ、無骨さが感じられるファブリックとディテールが特徴。穿くほどにセルビッチが際立ち、美しく縦落ちしていくヴィンテージブラックデニムの魅力、ぜひ味わってください。
Buyersコメント
話題のコラボ商品です。