阪の縫製場さんの持つ特許を取得している縫製技術で仕てたカーディガンです。
普通の洋服仕てでは、縫い代端始末を々な法でしなければなりませんが、この特殊な始末をすることで、折り返すことなくフラットな始末が可 能となります。
全てのパーツ端に専のコードを縫い付けほつれを防し、細かい千ミシンを使し地を付き合わせて繋げていく法は、聞いた時には全く想像が付きませんでした。
すぐに場にき、現場でせていただいた技法は、私の想像の遥か上をゆく全く新しいものでした。
今期のコレクションの途中で知ったため、今シーズンはこの型のみの提案ですが、今後この縫製技術を使したアイテムを取りれてきたいと思っています。
縫い代の厚みがなく、フラットに仕上がるこの法は私の理想です。
しかしその縫いが出来る地には制限があり、全ての地が出来る訳ではありません。
今後布帛でもこのような法が出来るようになるのであれば、洋服作りは画期的に変化するでしょう。
アパレルの現場では々新たな技法がみ出されていますが、この法は従来のミシンを使した新たな縫製技術という私の好きな向性です。
新たな機械の発明、開発ではなく、今あるミシンでの新たな縫いはまだまだ研究の余地があるのだと再確認し、私の新たなモチベーションとなりました。
全く縫い代の厚みを感じることなく着できるアイテムに是袖を通して体感してみてください。
表地説明
sp140ミルドウールニット (東京産地)
糸にカシミアように柔らかい、高級な17.5マイクロンのスーパー140ウールを100%使用した縮絨天竺です。 表面に多少の凹凸が出るほどの縮絨に留め、肉厚になりすぎない様に意識しました。 生地に防縮加工を施すことにより、家庭で簡単に洗う事が出来ることも特徴です。 高品質な原料のため、素肌に触れても全く不快感はなく、ふっくらと温かみのあるニット素材になります。
Buyersコメント
見た目はモードな印象ですが、着てみると非常に優しさを感じる心地よい気心地のカーディガン。
いつもスタイルにただ、「羽織るだけ」で完成されます。