EMMETI × 干場義雅
JUSTIN(NAPPA CERATA SP11)

干場義雅氏　コメント

【「H」モデルがさらに男らしくなって降臨！】

これまで何十着ものライダースジャケットを着てきましたが、近年は「EMMETI（エンメティ）」のそれが好き過ぎて、干場（HOSHIBA）の頭文字を冠した「H（アッカ）」モデルを別注。これがなかなかのヒット作になっておりまして……。

「H」では通常、EMMETIで使用している革より厚みのある0.9ミリワックス加工を施したラムスキンナッパレザー（羊革）を使い、軽くて柔らかいだけでなく、ライダース特有のタフさをプラス。さらにウエストのカッティングをVラインにして前後差をつけることで、着用時に軽快に見えるようにアレンジしています。また、テーラード技術を応用し、日本人向けに改良した驚くほど動きやすいパターンも特徴です。

当初はシングルブレストの黒のナッパレザーだけでスタートしたのですが、ご好評につき、黒ムートンを投入。その後、ライトブラウンとダークブラウンの新色を追加し、素材も新しく黒とダークブラウンのゴートスキンスウェード（やぎ革）のモデルをリリースしました。すでに累計で1,000着以上のセールスを記録しているようで、もう少し違うものが欲しいというリクエストがいろんなところから入り始め……（笑）。

で、新たに取り組んだのがこのダブルブレストのライダースです。前モデルの“タイムレス”というコンセプトや、カッティング、パターンは引き継ぎつつ、自分にとっての理想のかたちを実現するためにこだわったのが素材のもつ重厚感。もともと別注していた0.9ミリから、1.1ミリとさらに革を厚手にすることで、ライダースならではの男らしさを表現しています。

とはいえ、一般的なライダースのようになじむまで何年もかかる革ではなく、柔らかいけれど、武骨さがあるというのが最大のポイント。また、そうしたイメージを増幅させるため、ファスナーなどの金具も大きめにサイズアップしているのも見逃せません。

アメリカの武骨とイタリアの洗練の融合とでもいえばいいのでしょうか。これまでの「H」はまるで着ていないかのような軽快な感覚がウリにしていましたが、それよりはもっとずっしりとした感じ。着込むほどに味わいが増す素材なので、長く着用することでより経年変化の過程を楽しめるのも魅力です。

どこにでもあるようなデザインに見えるかもしれませんが、まずは一度袖を通してみれば、その違いがわかるはず！

Buyer's コメント

存在感抜群なダブルライダース。男らしい雰囲気がツボでセレクトさせて頂きました。ただロック、ハードすぎない。攻め攻めのダブルライダースで終わらないのがEMMETIの凄いところ。